(台北中央社)昨年発見された「紫金山・アトラス彗星」が、台湾の名峰、玉山北峰(標高3858メートル)の上空でも観測され、中央気象署(気象庁)は16日、玉山観測所が15日に撮影した写真を公開した。
玉山北峰の標高が書かれた看板を写した写真には、雲がかった空に白く光る彗星と、上方に伸びる尾がはっきりと確認できる。
台北市立天文科学教育館によれば、この彗星は今月末まで日没後の西の空に見え、双眼鏡や小型望遠鏡などを使えば簡単に観察できるという。
(張雄風/編集:齊藤啓介)