(台北中央社)太平洋の島国パラオで開催中の「太平洋諸島フォーラム」(PIF)関連イベントに、林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)が参加していることを巡り、中国側が「代償を払うことになる」と警告したと海外メディアで報じられた。林氏は1日、外交部(外務省)を通じ、「台湾は太平洋のパートナーとして、各国と引き続き共にあり、共に協力し、太平洋のさらなる繁栄と平和に貢献できることを光栄に思う」と述べた。
海外メディアによれば、中国の銭波・太平洋島しょ国担当特使が台湾の参加について「代償を払うことになる」と発言した。
パラオは中華民国(台湾)と外交関係を有する。林氏は8月27日から9月3日までの日程でパラオを訪問し、PIF関連イベントに参加している。
外交部は1日午前、林氏のコメントを発表した。林氏はパラオのウィップス大統領が8月31日に述べた今回の年次会合のテーマ「B.E.L.A.U.」(経済構築、生命・生活、行動、団結)に賛同を示した上で、「団結」こそが、対抗ではなく対話を、脅迫ではなく合意を、そして相互の尊重を地域協力の基礎とする太平洋地域の核心的精神「パシフィックウェイ」の中核を成すものだと言及した。
台湾は1993年から「台湾/中華民国」名義でPIFに参加し、長年にわたって「発展パートナー」として関連会合や協力メカニズムに参加してきた。ソロモン諸島で開催された昨年の年次会合には招かれなかったが、会合後に出された共同声明では「台湾のPIFへの参加の身分に変更がないことを支持する」と再確認された。