アプリで読む
ダウンロード

チェコ上院議長に勲章授与 頼総統、台湾への支持や良好な関係への貢献たたえる

笑顔の頼清徳総統(右)とチェコのビストルチル上院議長=6月2日、台北市
笑顔の頼清徳総統(右)とチェコのビストルチル上院議長=6月2日、台北市

(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は2日、台湾を訪問しているチェコのミロシュ・ビストルチル上院議長に対し、国家に大きく貢献した非公務員や外国人に贈られる勲章で最高位に当たる「特種大綬卿雲勲章」を授与した。長年にわたる台湾への揺るぎない支持や台チェコ関係発展への卓越した貢献、民主主義と自由の価値を守る強い姿勢を表彰するものだとしている。

頼総統はチェコについて、民主主義や自由、人権といった価値観を共有し、その信念が両国の関係をより緊密にしていると強調。ビストルチル氏が新型コロナウイルス禍の2020年、中国の圧力に屈せず台湾を訪問し、立法院(国会)で「私は台湾人だ」と発言したことは人々を感動させたと述べ、民主主義の勇気と団結の力、自由を守るチェコの人々の偉大な伝統を世界に示したと語った。

また、今回の勲章については、ビストルチル氏の勇気を表彰するとともに、台湾の人々からの敬意や感謝を示すものであり、台チェコ友好の最良の証しだと説明した。

その上で、近年両国のパートナー関係が絶えず深化していると紹介。経済や貿易、科学技術、文化、教育などの分野で豊かな協力の成果が上がっていると述べた。

半導体分野では、両国が共同で研究開発センターを設立して人材育成の強化に取り組んでいるとした他、人工知能(AI)分野では、チェコが欧州連合(EU)の「AIスーパーファクトリー」建設構想を推進し、台湾企業も積極的に参加しているとした上で、スマート医療やサイバーセキュリティー、新興テクノロジーなどの分野でより多くの協力が行われることに期待を寄せた。

さらに、両国は長年にわたり権威主義体制の統治を経験してきたことから、自由の尊さを深く理解し、民主主義を守るために協力する意思を共有していると指摘。今後も関係を深め、新たなマイルストーンを築きたいと語った。

ビストルチル氏は、今回の勲章はチェコ上院に対する評価だとした上で、現在の国際秩序は法の支配や自由で試練に直面しているとし、各国は強靭(きょうじん)性を高め、民主主義と自由を守らなければならないと主張。そのためには理念の近いパートナーの存在が必要だとした。また台湾から寄せられた友情と信頼、今回の訪台と勲章の授与に感謝すると語った。

(温貴香/編集:齊藤啓介)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
82