(東京中央社)東京都内の衆議院第1議員会館で9日午後、台湾の半導体産業の半世紀に及ぶ歩みを記録したドキュメンタリー映画「チップ・オデッセイ 台湾の賭け」(原題:造山者)の上映会が催され、日本の国会議員ら50人超が観賞した。
親台派の超党派議員でつくる国会議員連盟「日華議員懇談会」の会長を務める古屋圭司衆院議員(自民党) があいさつに立ち、同作では台湾が困難な状況の中で、いかに世界における中核的な地位を築き上げたかが描かれていると紹介。半導体産業における成果にとどまらず、台湾の国力をも示していると語った。
また、李逸洋(りいつよう)駐日代表(大使に相当) のあいさつを蔡明耀(さいめいよう)副代表が代読。李氏は、米国を中心とした民主主義陣営は台湾海峡の平和と安定を強く重視しているとした上で、台湾は民主主義陣営による供給網(サプライチェーン)を構成する重要なパートナーとして、日本との協力を強めていく考えを示した。
さらに、同作を通じ、台湾の半導体産業や半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)の重要性について日本の各界で理解が深まればと期待を寄せた。
メガホンを取ったシャオ・ジュージェン(蕭菊貞)監督は、 日本と台湾は非常に重要な協力パートナーだとした上で、国会で同作を上映し、台湾のテクノロジー産業の発展の軌跡を紹介することには非常に大きな意義があると語った。
また、国会で同作を上映できたことは、台湾と世界のつながりをより強めるきっかけにもなったと指摘。自身が手掛けた作品がその架け橋としての役割を果たし、より多くの人に台湾を知ってもらえたと喜んだ。
同日午前には、与党・民進党の台中市長候補、何欣純(かきんじゅん)立法委員(国会議員)らが衆議院を訪れ、自民党半導体戦略推進議員連盟の山際大志郎会長らと半導体分野での台日協力に関して意見交換した。
