(台北中央社)空軍司令部は12日、東部・花蓮沖で6日夜にF16V戦闘機1機が消息を絶ったのを受けて中止していたF16戦闘機の飛行訓練について、特別点検などを終え、再開したと発表した。
同司令部は、装備の点検と整備に加え、飛行要員や技術者に対する講習や模擬訓練を実施したと説明。装備の性能に問題がないことを確認したとしている。
また厳格かつ実務的な姿勢で装備の維持と整備を着実に行うとともに、訓練管理の向上を続け、防空任務の遂行能力を維持し、国家の安全を守ると決意を示した。
空軍によると、軍用機や艦艇、海巡署(海上保安庁に相当)の船艇などで捜索を続けているが、消息を絶ったF16Vの機体や操縦士は依然見つかっていない。
空軍参謀長の李慶然中将は同日、立法院(国会)外交・国防委員会で、行方不明の操縦士が指摘したとされる当該機のモジュラー・ミッション・コンピューターの不具合について、昨年工場を出て以降、故障はなかったとの認識を示した。一方で、消息を絶つ2日前にEGI(GPS組み込み慣性航法装置)が効力を失い、整備を行っていたことを明らかにした。