世界最大の海亀と言われる「オサガメ」が定置網に入り込み、漁具に絡まっているところが14日、北東部・宜蘭県で見つかった。漁網を飲みこんでしまっていたため16日に取り除く手術が行われたものの、術後に息を引き取った。
このオサガメは、甲羅の曲線に沿った長さが約148センチで、体重は280キロ。漁業従事者が見つけ、漁港に持ち帰った。通報を受けた海洋委員会海洋保育署や中華鯨豚協会などの関係者が現場に向かった。
関連研究を基に、25~30歳ほどの母ガメと推測された。
その後、北部・基隆市にある海洋生物の救護施設に運ばれたオサガメ。手術は4時間以上に及び、160センチほどの漁網が消化管内から摘出された。術後の経過は当初は予想通りだったものの、1時間半ほどたって呼吸数が低下した。医療チームが救命措置を行ったが、力尽きた。
中華鯨豚協会は、死因などを調べるため17日に病理解剖を行うとしている。


