(屏東中央社)農業部(農業省)農糧署の指導を受けて南部・屏東県の農業者団体、恒春大和蔬果生産合作社が生産したタマネギの第1陣計19.2トンが13日、沖縄県に向けて出荷された。同合作社のタマネギが輸出されるのは今年としては初めて。農業部では今年、年間600トン以上の台湾産タマネギが輸出できると見込んでいる。
農業部の胡忠一(こちゅういち)政務次長や合作社の謝信恵理事主席らが出荷に立ち会った。出荷されたタマネギは16日にも沖縄に到着する予定。
胡次長は、今後は韓国やマレーシアにも順次輸出されると説明。昨年輸出された台湾産タマネギは計404トンだったが、今年は品質が良く、収穫量も十分で、輸出量はさらに増えるとの見通しを示した。
謝理事主席は、恒春地域は日射量が豊富で、季節風が吹くため、タマネギ栽培に適した気候だと紹介。収穫されたタマネギは甘く、香りが強いだけでなく、皮もつややかで保存性にも優れているとアピールした。今年は天候に恵まれ、生育状況も良いと語った。
農糧署南区分署によると、海外販路の開拓に向け、輸出の指導や集荷・分級作業の補助を提供している他、農業部も海外での販売促進や産業競争力の向上を奨励しているという。
今期の台湾産タマネギの作付面積は1338ヘクタール。年間生産量は7万6109トンを見込む。主な生産地は中部の彰化県や雲林県、南部の高雄市や屏東県で、収穫期は12月から翌年4月までとされる。
