(桃園中央社)北部・桃園市の消防隊員が休暇で訪れた日本で急病人対応に当たり、人命救助に貢献した。同市消防局第四大隊竜潭分隊が15日、報道資料で明らかにした。
報道資料によると、野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)観戦のために日本を訪れていた隊員の張詠惟さんと楊昱修さんは12日夜、地下鉄で東京都内を移動中、神田駅まで来た際に停車中の車内から、ホームにいた利用客が倒れ込んだのに気付いた。倒れた人の元へすぐに向かい、意識や呼吸、脈拍の状態を確認。呼吸があったため、初歩的な処置を行って観察を続けた。この乗客は少しずつ回復していったという。
楊さんは、普段から日本語に接している張さんが相手への声かけを行い、落ち着かせたと説明。その後駆け付けた駅係員や救急隊員ともやり取りし、スムーズに引き継ぐことができたと振り返った。
同分隊の荘易濃隊長は、2人が海外旅行中にもかかわらず緊急事態に対応できたことで、台湾の消防隊員のプロ意識や人助けの精神が示されたと評価。非常に喜ばしく、誇らしいと語った。