(台北中央社)定例軍事演習「漢光41号」実動演習は3日目の11日、台北松山空港に近い公園で空軍防空・ミサイル指揮部のパトリオットミサイル中隊による首都防衛訓練が行われた。
同中隊は台北市を東西に流れる基隆河の両岸にある公園に部隊を展開。市民らの注目を集め、カメラに訓練の様子を収める人の姿が見られた。
北岸の公園には、PAC2またはPAC3を搭載した発射機6台や情報を分析して迎撃ミサイル発射を操作する射撃管制装置(ECS)、通信装置アンテナのアンテナ・マスト・グループ(AMG)が偽装された上で配置された。対岸の公園には発射機2台やレーダー装置(RS)が置かれた。
パトリオットミサイルは過去の漢光演習でも台北市内に配置された記録がある。消息筋によると、今回の訓練では中部の部隊がエリアを越えて応援に駆け付けたという。