(台北中央社)外交部(外務省)は15日、北海道産焼きホタテを口にくわえる呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)の写真を短文投稿サイト「X」(旧ツイッター)に投稿した。「北海道のホタテ、私の大好物です。痛風なんて怖くない!頑張れ日本!」のメッセージを呉氏のイニシャルを添えて日本語と英語で載せ、日本にエールを送っている。
東京電力が8月に福島第1原子力発電所の処理水の放出を開始して以降、中国が日本産水産物の輸入を禁止しているのを背景に、外交部はかねてから、日本産水産物を応援する姿勢を示している。先月東京都内で開かれた台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)主催の中華民国国慶日(国家の日)祝賀レセプションでは、日本の水産物を応援しようと東北産ホタテを使ったメニューが振る舞われた。
(編集:名切千絵)