台北市と新北市は9月22日の「カーフリーデー」に合わせ、当日の市内バスを無料で運行する。乗車・降車時の交通系ICカードの利用や現金の支払いも必要ない。普段、車やバイクを利用する人たちにも公共交通機関を体験してもらうのが狙いだ。
対象となるのは、両市が管轄する719路線、5842台の市内バス。台北市のバス事業者でつくる聯営管理委員会によれば、両市のバス事業者は当日、運行体制を強化してサービスを提供する他、主要なバス停や乗り換え拠点にも係員を配置する。
台北市政府交通局の謝銘鴻局長によれば、両市の1日当たりのバス利用者数は約200万人。謝氏は今回の無料運行を機に、普段とは異なる移動手段を選ぶきっかけをつくり、利用者をさらに5~10%増やしたいと述べた。台北市によるカーフリーデー関連イベントへの参加は25年連続となる。
一方、新北市政府交通局の鍾鳴時局長は、無料運行は市内バスに限られ、高速バス「国道客運」は対象外になると説明。国道客運を利用する場合、通常通り、交通系ICカードなどで運賃を支払わなければならないとした。
鍾氏はまた、無料運行に伴い、バス事業者に支払われる補助額は新北市が約2000万台湾元(約9900万円)、台北市が約3000万元(約1億4800万円)と見込まれると述べた。
