台湾と韓国の工芸家・芸術家20人の作品を集めた展覧会が3日、台北で開幕した。「社会の処方箋」の概念を取り入れ、作品を通じて来場者の心身を癒やす場を提供する。
会場は「都市で一休み」「優しく抱きしめられて」「静かな森の呼吸」の3エリアで構成される。陶芸、木彫り、金属工芸、繊維アート、羊毛フェルト、織物、平面イラストなど幅広い作品を展示している。作家は日常生活や自然観察、人生経験を題材に、子どものような遊び心のある想像力やユーモアなどを工芸やアートで表現し、現代人の孤独や不安に応えている。
主催する国立台湾工芸研究発展センターの梁晋誌主任は、工芸制作で材料と触れ合うことで、日常のストレスを一時的に手放し、創作の温かさや癒やしを感じることにつながると説明。展覧会を通じて、来場者が歩みを緩め、気持ちを落ち着ける空間を提供したいとした。
展覧会は2027年2月21日まで、台北当代工芸設計分館3階で開催される。