(台北中央社)イタリアのジャン・マルコ・チェンティナイオ上院副議長率いる超党派議員団が8月31日から台湾を訪問し、1日には台北市の総統府に頼清徳(らいせいとく)総統を表敬訪問した。
チェンティナイオ氏はあいさつで今回はイタリアの議員団として過去最大規模の10人で訪台したことに触れた上で、イタリア議会には台湾との友好を信じている議員がたくさんいると述べ「われわれは台湾を助けることは世界を助けることになる」との考えを示した。
また台湾海峡の現状維持は民主主義の基盤であり、二つの民主主義国が肩を並べていけば将来はより大きな成果が得られるだろうと期待を寄せた。最後に「われわれは頼総統と共にある。イタリアは台湾の友人だ」と連帯を訴えた。
頼氏は、イタリア議会の台湾への支持が十分に示されたと感謝するとともに、「権威主義が拡張する中、民主主義と平和を守るには民主主義国が互いに支え合うしかない」「深まる友好の絆をより多くて具体的な成果にし、双方のさらなる繁栄・発展につなげたい」などと述べ、イタリアとの協力強化に意欲を見せた。
外交部(外務省)の発表によると、議員団は5日までの台湾滞在中、蔡英文(さいえいぶん)前総統への表敬や農業部(農業省)、経済部(経済省)国際貿易署、台湾の対中政策を担う大陸委員会への訪問の他、南部の台南市や高雄市をも訪れる予定。