衛生福利部(保健省)国民健康署の「2025年健康促進統計年報」によると、台湾では18歳以上の51.3%が、肥満やその前段階の「過体重」に当たる。台湾肥胖(肥満)医学会は17日、記者会見を開き、適切な体重管理を行うよう呼びかけた。
同統計では、体格指数(BMI)24以上を過体重、27以上を肥満としている。男女別では男性の61.2%、女性の41.5%が過体重または肥満となっている。
同学会が行った調査では、過体重または肥満の人のうち、約35%が減量に取り組んだことがなく、約59%が肥満と関連する合併症について正確な認識を持っていないことも浮き彫りとなった。また、減量に取り組んだことがある人の9割が運動や食事制限を採用し、このうち約77%が意思の弱さを理由に減量に困難を感じていることも分かったという。
学会の林文元理事長は、肥満細胞によって体内に慢性的な炎症が生じ、高血糖や高血圧、高脂血症などの代謝異常を誘発すると説明。体重管理は、慢性炎症の悪循環を断ち切ることができると話した。
会見には台湾プロ野球・味全ドラゴンズのギリギラウ・コンクアン選手も参加した。アスリートはタンパク質や野菜を中心に、炭水化物も欠かさず摂取し、甘いドリンクはあまり飲まないようにしていると紹介。一般の人々が体重管理をする上で最も簡単な方法は、体重計を用意し、自身の体重変化を定期的に把握することだと語った。