(台北中央社)第2次世界大戦中、旧日本軍の軍属として南洋に渡り、捕虜監視員となった台湾人をテーマにしたドラマ「波の音色」(原題:聴海湧)が15日、動画配信サービスU-NEXTで配信が始まった。スン・ジエハン(孫介珩)監督は、日本の視聴者の反応が楽しみだと語っている。
スン監督は、作品に登場する3人の若者について、数奇な運命は残酷に見えるかもしれないとした上で、戦争が人と人との関係を複雑にしたと強調。人類が努力して保ち続けている善良さがいかに尊いものかや、人類が平和を追求することがどんなに困難かを理解できると述べた。
公共テレビ(公視、PTS)の関係者は、戦争と時代の変化に身を置いた人々が自身の身分や選択、運命などの複雑な境遇に向き合う姿を描いたと説明。今の台湾がドラマを通じて異なる視点から歴史を再考し、問題を提起することができるのは、まさに民主主義と創作の自由の成果だとし、かつて存在した複雑かつ語ることが難しかった物語を見つめ直し、議論してもらいたいと語った。