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台湾南部の離島でカニの繁殖シーズン 車にひかれないよう交通規制も

南部・屏東県の離島、小琉球に生息するムラサキオカガニ=中央社記者黄郁菁撮影
南部・屏東県の離島、小琉球に生息するムラサキオカガニ=中央社記者黄郁菁撮影

南部・屏東県の離島、小琉球では陸生カニが繁殖シーズンを迎えている。カニが腹部に抱えた卵を海に放つため海岸に移動し、道路を横断する際に車にひかれる被害を防ごうと、地元では今月8日から8月31日まで交通規制が実施される。

小琉球は自然豊かなサンゴ礁の島で、人気のリゾートとしても知られる。島には雨の日に移動する習性を持つムラサキオカガニなど、多くの陸生カニが生息しており、毎年5月から9月にかけて繁殖期を迎える。

夏の観光シーズンには多くの観光客が訪れる。海沿いを走る道路は、放卵のために移動するカニにとって避けて通れないルートで、車にひかれる被害が後を絶たない。

地元で保護活動に取り組むボランティアの統計によれば、昨年4月27日から同10月31日までに、計2876匹のカニが車にひかれた。今年4月27日から5月31日までに204匹の被害が確認され、昨年同期の265匹を下回った。降雨量が少なかったことが主因とみられる。

交通規制が実施されるのは、昨年整備された「美人洞生態廊道徒歩区」の約1.2キロ区間。期間中は毎日午後7時から同10時まで、自動車とオートバイの通行を禁止する。

(黄郁菁/編集:荘麗玲)

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島には「カニに道を譲ろう」と書かれた横断幕などが設置され、ドライバーに減速運転を呼びかけている=中央社記者黄郁菁撮影
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