(台北中央社)台湾発の複合型百貨店「誠品生活」の新店舗が来年、「なんばマルイ」(大阪市中央区)に開業する。呉旻潔(マーシー・ウー)董事長(会長)が28日、株主総会で明らかにした。2019年に開業した誠品生活日本橋 (東京都中央区)に次ぎ、日本2店舗目となる。
日本1号店としてオープンした誠品生活日本橋は「コレド室町テラス」内に位置し、書籍を軸に文具や雑貨、食品、レストランなどを組み合わせた複合的な空間で、文化発信の拠点としての役割も果たす。老舗書店、有隣堂が誠品生活の日本での店舗運営を担う。
新店舗が入居するなんばマルイは、大阪を代表する繁華街・ミナミの中心部に構える駅直結の商業施設。誠品は、大阪の新店舗が台湾と日本間のより深い文化交流につながればと意気込みを示した。
呉氏は報道陣の取材に対し、大阪店の店舗面積は日本橋の800坪よりやや小規模になる予定だとしつつ、なんばマルイ内では大きな空間を占めると説明。丸井グループが近年、業態転換に力を入れていることに触れた上で、大阪の新店舗では漫画やアニメ、読書などの要素を通じて若者に魅力を発信していくと話した。
▽ 今後3年以内に売上高300億元突破目指す 日本3店舗目も計画中
呉氏によれば、昨年のグループ全体での売上高は260億台湾元(約1300億円)。2028年までに300億元(約1500億円)突破を目指す考えを明らかにした。
来年は大阪での新店舗に加え、台湾では台北市公館エリアに約3000坪の新店舗が開業予定。28年には台湾高速鉄道(高鉄)桃園駅前に約5000坪の独立型店舗の開業を控えているという。
呉氏は、日本3店舗目も計画中だとした。
