中部・台中市東勢区でこのほど、台湾初となるカブトムシをテーマとした生態公園が開園した。同市政府客家事務委員会はカブトムシの成虫100匹を導入し、環境教育と客家語継承の機能を備えた特色ある公園を目指すとしている。
同園は「囲竜屋」と呼ばれる客家の伝統建築をイメージした空間デザインを採用し、今月11日に供用を開始した。入口には客家語の案内板を設置した他、園内ではカブトムシの成長過程を紹介する展示が行われており、来園者は自然との触れ合いを通じて客家文化に触れることができる。
同委員会の江俊竜主任委員によれば、カブトムシは客家語で地域ごとにさまざまな呼び名がある。「猪屎糞蛄」や「鶏油蛄」「単角蛄」「鹿角亀」などが代表的で、幼虫の生息環境や成虫の習性、角の形などに由来しているという。
同委は生態環境の整備や継続的な管理を通じて、カブトムシが区内で繁殖・定着できる環境づくりを進めるとしている。
同園は市民がカブトムシの一生を間近で観察できる屋外の学習の場としても提供される。