北部・新北市板橋区の河川、大漢渓に沿って整備された新海2期人工湿地で4日、「新北湿地アートフェスティバル」が始まった。台湾やメキシコ、マレーシアのアーティストの作品14点が展示されている。
主催する市高灘地工程管理処によれば、フェスティバルは6回目。今年は「種の旅」をテーマに、希望や継続、再生を象徴する作品が作られた。
開幕セレモニーに参加した侯友宜(こうゆうぎ)市長は、大漢渓がかつて、工業排水や生活排水によって生態環境が損なわれたため、市が下水道や人工湿地を整備したと説明。結果として自然の浄化の仕組みによって水質は顕著に改善され、現在では水鳥が飛び交い、生き生きとした緑の回廊となったと述べた。
11月4日まで。