旧暦5月5日の端午の節句(端午節)を翌日に控え、北部・新竹県のテーマパーク「六福村主題遊楽園」は30日、園内で飼育されている動物たちに端午節の雰囲気を楽しんでもらおうと、特製「ちまき」を振る舞った。
同テーマパークによれば、特製ちまきはニンジンやドラゴンフルーツなど、さまざまな新鮮な野菜や果物をジューサーですりおろして、できたジュースをちまきの形に凍らせたもの。
「最近は暑いため、食べ物の調理方式を変えた。氷のちまきにすることで食の多様性を高めると同時に、動物の食欲の増進と活動量の維持を図った」
この日、ミニチュアホース舎では、紐にぶら下がった氷のちまきに近づいては、嗅いだりなめたり、紐をいじったりするミニチュアホースの可愛らしい姿が確認された他、名前に「キャット」とつくが、猫とは何の関係もないミーアキャットも特製ちまきを味わったという。