端午節の31日、南部・屏東県佳冬郷で特産のスイカ880個を一斉に立てるイベントが行われた。周春米(しゅうしゅんまい)県長は、産業や観光を促進し、文化的な側面があるとして、伝統的なイベントになることに期待を寄せた。
端午節には正午前後に卵を立てると幸運が訪れるという言い伝えがある。佳冬郷ではこれにあやかり、スイカのPRのため2018年からほぼ毎年、スイカを立てるイベントが続けられている。
この日は主要道路が封鎖され、約180メートルにわたってスイカが立てられた。
また5分間で食べたスイカの量を競うコンテストも行われ、呉宇真さんと陳郁翔さんのペアが3キロ11グラムを食べて優勝した。