台北市の超高層ビル「台北101」はパリ五輪のボクシング女子57キロ級で見事金メダルに輝いた林郁婷の偉業を祝おうと、11日午後6時30分から同10時まで特別に準備したメッセージのライトアップを実施した。
林は大会期間中、性別騒動に巻き込まれたものの、めげずに戦い抜き4戦全勝で五輪の頂点を決め、台湾に同競技で初の金メダルをもたらした。
台北101は、気を緩めず最後まで闘う林の精神は台湾の人々の心の琴線に触れたと指摘。国の栄光のために頑張った台湾代表に国民全体で拍手喝采を浴びせようと呼びかけた。
台北101によれば、点灯されるメッセージは「恭喜林郁婷」(林郁婷、おめでとう)「勇奪奥運拳撃金牌」(五輪ボクシングで勇ましくも金)「謝謝奥運台湾隊」(台湾代表ありがとう)「連創佳績 為国争光」(優れた成績を繰り返し収め、国に栄光を勝ち取った)「全民同慶 台湾加油」(みんなで祝おう 台湾頑張れ)など。
台北101は5日にもバドミントン男子ダブルスで金メダルを獲得した李洋・王斉麟組に感謝の気持ちを込めた特別点灯を行っていた。