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パリ五輪/F16V戦闘機が五輪台湾代表団を出迎え メダリストら「感動した」

2024/08/13 12:22
パリ五輪台湾代表団を乗せた旅客機と並行して飛行しながらフレアを放つF16V戦闘機(空軍第4連隊提供)
パリ五輪台湾代表団を乗せた旅客機と並行して飛行しながらフレアを放つF16V戦闘機(空軍第4連隊提供)

(桃園空港、台北中央社)パリ五輪に出場した台湾代表団の最後の1陣が13日朝、帰国した。台湾の南西の空域では、空軍のF16V戦闘機3機が代表団を乗せた旅客機を出迎え、フレアを放出しながら“台湾のヒーロー”たちの凱旋帰国を歓迎した。旅客機に搭乗していたボクシング女子57キロ級金メダルの林郁婷選手らメダリストは空港到着後、「感動した」と口々に語った。

代表団を乗せたエバー(長栄)航空の旅客機は13日午前7時10分に桃園国際空港に到着した。教育部(教育省)体育署によれば、同便で帰国したのは林選手の他、ボクシング女子60キロ級銅メダルの呉詩儀選手、同66キロ級銅メダルの陳念琴選手を含む選手やコーチ、関係者ら計54人。

F16V戦闘機は頼清徳(らいせいとく)総統からの指示を受け、同5時17分に台湾の南西の空域で待機し、代表団を乗せた旅客機を出迎えた。同6時11分まで旅客機と並んで飛行し、任務を終えた。

空港では放水アーチが行われ、代表団を祝福した。

林選手は、F16戦闘機が並んで飛行しているのを機内から目にし、本当にとても迫力があって感動したと語った。呉選手は「とてもかっこよかった」と話し、戦闘機が宙返りをしたり、フレアを放ったりする光景はとても壮観で、戦闘機を見るために寝られなかったと明かした。前回は寝てしまっていて見逃したという陳選手は、今回は最初から最後まで見られて本当に感動したと語った。

今大会で台湾は金2、銅5の計7個のメダルを獲得。前回東京大会(金2、銀4、銅6)に次ぐ過去2番目の成績を収めた。

(呉睿騏、温貴香/編集:名切千絵)

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影片來源:中央社
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