南部・屏東県政府環境保護局は、同県内で昨年に廃棄された一般ごみ全体のうち、資源ごみとして回収された割合が全国平均を下回った現状を踏まえ、県民が廃棄しようとするごみ袋を開いて中身を確かめる調査を今年1月から6月にわたって行った。同局は31日、半数以上の県民がごみの分類を正しく行っていなかったとする調査結果を発表した。
同局はごみの分別が不十分だと、地球資源の浪費になるだけでなく、廃棄物処理の負担増加にもつながると説明。もし状況が悪化の一途をたどれば、県内の処理能力を超えてしまう恐れもあると指摘した。
また8月1日以降、規定通りにごみを分別せずに廃棄しようとした場合、担当者は収集を拒否すると強調。紙パックやアルミホイル、ペットボトル、瓶、プラスチックなどは洗ってから資源ごみとして廃棄するよう呼びかけた。