東部・台東県鹿野郷竜田村で1日、約30人の女性らが10日の端午節を前におよそ3千個のちまきを作った。今後村内の各家庭に6個ずつ配布される予定。
蔡登源村長によると、ちまきを作れる若者は少なくなったが、今年は1人の若い女性がちまき作りを習ったという。端午節の文化は皆で伝承していく必要があるとし、地域の文化を育み、暮らしを向上させたいとした。
地域の発展促進に取り組む竜田社区発展協会の張鉦栄理事長は「端午節にちまきを食べれば、一年間幸せかつ健康でいられる」と語った。
(盧太城/編集:齊藤啓介)