(嘉義中央社)南部・嘉義県の景勝地、阿里山で桜の見頃が始まっている。県文化観光局は、台湾で28日に始まる三連休は観賞に最適なタイミングだとして、人気の花見スポットを紹介した。
茶畑が広がる竹崎郷石棹地区には遊歩道「桜之道」が整備されており、カンヒザクラやソメイヨシノなどが植えられている。25日の時点では六、七分咲き。夜にはライトアップが行われ、日中とは異なる風景が広がる。
桜之道でのライトアップは3月23日までの毎日午後6時から9時まで。同4日夜には、地域住民の協会が茶を振る舞うイベントを開催する。
また阿里山郷楽野村の中興製茶所では、桜の色と茶畑や山々の緑色のコントラストを味わえる。すでに見頃を迎えているという。
同局は、阿里山での滞在をより深く体験したい人には、石棹地区の特色ある民宿に宿泊するのがお勧めだと紹介。明け方の雲海を間近で見られる他、餅つきなどオーナーが趣向を凝らした体験にも参加できるとした。