(台北中央社)台湾のダンスカンパニー、クラウドゲート(雲門舞集)が今年、16年ぶりに日本で公演を行う。香川県などで開催される「瀬戸内国際芸術祭」の夏会期に作品を上演する他、12月には横浜、京都、北九州の3都市を巡演する。
同芸術祭では8月に高松市の博物館「四国村ミウゼアム」で、20年発表の作品「定光」を上演する。クラウドゲートの報道資料によれば、アーティスティック・ディレクターの鄭宗竜さんが昨年、同芸術祭の総合ディレクター、北川フラムさんと東京で面会し、その後、瀬戸内の複数会場を視察して上演作品と会場を決定したという。
12月の3都市巡演では、日本人メディアアーティストの真鍋大度さんが制作に携わった「波」を披露する。
クラウドゲートは、今年は何度も日本を訪れることになるとした上で「全く異なるダンスの景色を届ける」としている。