(台北中央社)台湾の航空会社、チャイナエアライン(中華航空)は26日、飛行の安全のため、3月1日から機内でのモバイルバッテリーや予備用リチウム電池の使用・充電を全面禁止すると発表した。25日に使用・充電禁止の方針を発表したエバー(長栄)航空を含め、台湾系の主要航空会社6社で同様の措置が取られることになる。
機内でのモバイルバッテリーの取り扱いを巡っては、スターラックス(星宇)航空やタイガーエア台湾(台湾虎航)が使用を禁止していた他、エバー航空も3月1日から使用を禁止するとしていた。チャイナエアラインは当初、使用しないよう呼びかけを行っていたが、使用禁止に踏み切る。
チャイナエアラインは、モバイルバッテリーを受託手荷物として預けることはできないと説明。手元に保管し、座席上の収納棚にも入れないよう求めた。
エバー航空グループのユニー(立栄)航空とチャイナエアライングループのマンダリン(華信)航空でも同様の措置が取られる方針だ。