日米の球界で活躍した陳偉殷(チェン・ウェイン)投手が25日、引退を表明した。国立体育大学在学中の2004年に中日ドラゴンズに入団。現役生活は20年以上に及んだ。学生時代からの活躍の様子を、中央社の資料写真(一部提供写真)で振り返る。
日米通算96勝を挙げた。大リーグでは8年間で通算219試合に登板し、846奪三振、59勝を記録。台湾出身の投手としては、王建民の68勝に次ぐ通算勝利数を挙げた。
古巣・中日が3月16日にバンテリンドームナゴヤで開催される埼玉西武ライオンズ戦で、陳のセレモニアルピッチを行う。陳はプロの原点とも言える名古屋に戻り、マウンドに別れを告げる。
(編集:田中宏樹)