(台北中央社)フェンシングの国際大会、アジアジュニア・カデ選手権は25日、クウェートでジュニア(20歳以下)の男子エペ個人が行われ、高校3年の林哲群が銅メダルに輝いた。台湾の高校生として初めて同種目の表彰台に立った。
林は準決勝で、日本代表で台湾人の父を持つ弓長昇主と当たり、勝利を譲った。3位決定戦は行われず、林の銅メダルが決まった。弓長は決勝で香港の選手を下して優勝した。
コーチの李俊徵さんは、林が大会前に自信がない様子だったため、アジアで三本の指に入る実力があると伝えて励ましたと明かした。今後は、来年愛知県で行われるアジア大会に向けた強化チームのメンバーに選ばれるだろうと期待を寄せた。