台北メトロ(MRT)は27日、同社が運行する「猫空ロープウェイ」の料金を3月3日に改定すると発表した。現在は利用区間により料金が異なり70~120台湾元(約320~550円)だが、改定後は区間に関わらず一律180元(約820円)に値上げされる。
1日券は現行の260元(約1190円)から300元(約1370円)になる。また床が透明の「クリスタルキャビン」を利用する際に、50元(約230円)の追加料金が新たに必要になる。
台北市民や6~12歳の児童、65歳以上の高齢者などに適用される割引料金は変更しない。
同社は料金改定について、安全で信頼できるサービスの提供や持続的な経営のためであり、国内外の観光ロープウエーの料金体系を参考に、複数回の検討を重ねて決定したと説明した。