新しい年を迎えるに当たり、台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)の車内販売などに際しての支払い方法が多様化される。車内での運賃精算やワゴン販売に加え、駅弁売店で商品を購入する際、クレジットカードの使用が可能になる。
同社が26日、発表した。即日実行される。これまで現金のみの取り扱いとなっていた。
ワゴン販売と駅弁の購入については、クレジットカード以外に、少額決済に対応する交通系ICカードの「イージーカード」(悠遊卡)と「iPASS」(一卡通)を利用することもできる。
イージーカードとiPASSの利用限度額はイージーカードの場合、1回1500台湾元(約7000円)、iPASSは同1000元(約4700円)。1日の利用限度額はどちらも3000元(約1万4000円)となっている。
同社は車内の環境により、通信が不安定になり、決済を実行できない可能性もあるとして注意を呼びかけている。