台北市内で今月下旬に開幕する「台北映画祭」(台北電影節)で、台湾映画「1秒先の彼女」をリメークした「1秒先の彼」が上映される。主演の岡田将生らが舞台あいさつに登壇することが決まっており、600席のチケットは即完売となった。
「1秒先の彼女」(消失的情人節)は2020年に公開され、台湾の映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)で作品賞を含む5冠を達成した。「1秒先の彼」はこれを男女反転でリメーク。台湾での公開はこれが初となる。メガホンを取った山下敦弘監督、脚本を務めた宮藤官九郎の登壇も予定されている。
同作は「周囲よりワンテンポ早い男性とワンテンポ遅い女性」が織りなすラブストーリー。チケット完売のあまりの早さに「人より5秒早くないと入手できない」との声が上がったという。
同映画祭は今月22日から7月8日まで。