南部・高雄市でパイナップルが生産の最盛期を迎えている。同市にある寿山動物園は動物の食事メニューに新鮮でジューシーなパイナップルを取り入れ、動物たちに果物と野菜を使った豪華な料理を楽しませた。
陳其邁高雄市長は台湾でパイナップルの栽培技術が進んでおり、特に旬を迎えたパイナップルは香りも甘みも抜群だと述べ、同園を通して動物たちにも市産果物のおいしさを味わってもらえればと話した。
動物園側は市から贈られたパイナップルの果実を切ってから、筒状になった皮の容器にミニトマトやカットされたリンゴ、グアバ、ドラゴンフルーツなどと一緒に入れる。食事が甘すぎないよう、キャベツも少し入り、これでカラフルなごちそうの出来上がり。
同園によれば、この旬の味をパクっと一口で頬張る動物もいれば、芸術作品のように鑑賞してからゆっくり食べる動物もいるという。