南部・台南市安南区で1月24日、迷子となっていた水牛1頭が警察に保護された。その後市政府農業局が飼い主を探したものの、先月20日までに見つからなかったため、このたび「阿花」と名付けられ、市が運営する飼育施設「老牛的家」に引き取られた。
阿花は到着当初こそ緊張した様子だったが、広い芝生のある環境で職員の世話を受け、健康状態は良好だという。
老牛的家は農家などで活躍し、引退した牛を引き取って飼育する施設で、今年で設立から12年目を迎える。施設にはかつての農村への認識を深められたり、雰囲気を味わえたりする展示などがあるとして、来訪を呼びかけている。