南部・嘉義市の繁華街、文化路にあるイカのとろみスープを売る老舗「阿池魷魚羹」が来年1月31日を最後に閉店し、60年以上の歴史に幕を閉じる。閉店を告げる張り紙が店頭に貼られると、常連客から名残惜しむ声が聞かれた。
店主の朱さんによると、人通りが多く、売り上げは安定していたとしながらも、一緒に店を切り盛りしていた妻が健康上の理由を訴えたため閉店を決めたという。
朱さんは妻としばらく休むとしており、今後新たなお店を開く計画は現時点ではないと語った。
(黄国芳/編集:齊藤啓介)