(台北中央社)台湾プロ野球は6日、レギュラーシーズン全日程が終了し、統一ライオンズの高塩将樹や台鋼ホークスの呉念庭(元西武)など、複数の日本ゆかりの選手が個人タイトルを獲得した。
呉は打率3割2分8厘で首位打者。日本の独立リーグや台湾の社会人チームを経て昨夏に統一入りした高塩は、25ホールドで最優秀中継ぎになった。本塁打王は25本を放った台鋼のスティーブン・モヤ(元オリックス)が手にした。
楽天モンキーズのペドロ・フェルナンデスは15勝、168奪三振、味全ドラゴンズの李凱威は134安打、28盗塁でそれぞれ2冠に輝いた。
その他のタイトルは次の通り。最優秀防御率=ニバルド・ロドリゲス(中信ブラザーズ、防御率1.84)▽最多セーブ=林詩翔(台鋼、30セーブ)▽最多打点=ギリギラウ・コンクアン(味全、86打点)。
今月18日から行われる台湾シリーズには、後期優勝で年間勝率1位の中信の出場が確定している。前期優勝で同2位の統一と同3位の楽天が出場権を懸けたプレーオフを10日から戦う。