(台北中央社)台湾プロ野球(CPBL)、統一ライオンズの高塩将樹(36)が29日、北部・新北市立新荘野球場で行われた富邦ガーディアンズとの試合で18ホールド目を挙げ、リーグ単独トップに立った。
28日までは17ホールドで中信ブラザーズの王凱程と首位タイに並んでいた。29日の試合では八回から3番手として登板し1回無失点。26日の味全ドラゴンズ戦から3試合連続でホールドをマークしている。
高塩は日本の独立リーグや台湾の社会人チームを経て昨夏に統一入りした。CPBLが2021年末のルール改正でドラフトの対象を一定の条件を満たした外国人に広げて以来、ドラフトで指名を受けて入団した外国人選手第1号となった。
昨季の成績は2勝1敗4ホールド、防御率4.98だったのに対し、今年は29日現在、3勝2敗7セーブ18ホールド、防御率1.91と大きく進化している。6月29日、チームが前期優勝を決めた時の胴上げ投手となったほか、7月19日にはオールスター戦での初登板も果たした。
試合は統一が7-2で勝ち、2連勝とした。