(台南中央社)南部・台南市と友好都市協定を結ぶ群馬県みなかみ町で4日、町の誕生20周年記念式典が行われ、同市の趙卿恵(ちょうきょうけい)副市長や邱莉莉(きゅうりり)市議会議長が出席した。市が5日、報道資料で伝えた。
両市町は2013年に協定を締結した。市によれば、みなかみ町は締結以来、毎年のように訪問団を組んで台南を訪れている他、台南産のマンゴーやパイナップルを購入しているという。
黄偉哲(こういてつ)市長の代理で出席した趙氏は、両市町が友好都市となってすでに12年目になっており、この得難い友情を非常に大切にしているとあいさつ。双方が農産品での協力から観光PRに至るまで、常に良い相互関係を保っているとした他、最近では中学生の定期交流など教育分野での交流も始めたと述べた。
また、新型コロナウイルス感染症の流行期には台南市がみなかみ町に支援物資を送り、台南で地震被害があった際にはみなかみ町が募金を行うなど互いに助け合ってきたと語り、台南市民を代表して感謝を表明するとした。
会場には友好都市を紹介するブースが設けられ、台南市とみなかみ町の交流をPRするパネルも設置された。