米アリゾナ州フェニックスのアリゾナ州立大学で4日、中華民国国慶日(国家の日、今月10日)を祝うイベントが開かれた。同州に工場を構える、半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が協賛したドローン(無人機)によるパフォーマンスも行われ、台湾のヒットソングに合わせて夜空に中華民国(台湾)の国旗などが彩られた。
イベントには市民や台湾系住民、留学生、TSMCの社員など約7000人の他、フェニックス市のガレゴ市長も参加した。
ガレゴ氏はあいさつで、フェニックスと台湾の友情について強調。イベントを通じて、台湾から来た友人たちが家に帰ったかのように感じてほしいとした上で、台湾について学んでいる人々も自身と同じように感動してくれればと語った。
フェニックス市は1973年から台北市と姉妹都市関係を結んでいる。台湾系住民が3万人暮らしている他、40社以上の台湾企業が拠点を置いている。