衛生福利部(保健省)食品薬物管理署(食薬署)は30日、北部・新竹市衛生局が同市内の焼き肉店を食品安全衛生管理法の規定違反で摘発したと発表した。「日本和牛炙り焼き握りずし」に金箔をトッピングしたことが原因。
同署は各県市の衛生局と合同で、中秋節(中秋の名月、今年は10月6日)前の特別検査を実施。台湾では焼き肉やバーベキューが中秋節の現代の風習となっており、焼き肉店も検査の対象となった。
食品添加物の使用基準を定めた規定では、金は着色料に指定されており、菓子類の飾り付けのみに使用が認められている。このため同店は規定違反となり、3万台湾元(約15万円)の過料が科せられた。