(台北中央社)野球のBFAアジア選手権は28日、中国福建省の平潭で決勝が行われ、台湾は日本に0―11で完封負けし、2大会続けて準優勝となった。
上位4チームによるスーパーラウンドでは台湾、日本、韓国が2勝1敗で並んだため、決勝戦はTQB(得失点差率)が高かった台湾と日本で行われた。
台湾はこの日、米大リーグ・シンシナティ・レッズ傘下マイナーの林盛恩が先発したが、立ち上がりから制球に苦しんで3点を奪われ、1死しか奪えずに降板。続くオリックスの陳睦衡(チェン・ムーヘン)も連続で失点して二回途中で交代となった。さらに5人の投手をつぎ込んだが、日本打線の勢いを止められなかった。
打線は2番の潘俊宇が3安打を記録したものの、得点に結び付けられず、点は奪えなかった。
日本は2大会連続、通算21回目の優勝。同日に行われた3位決定戦では、韓国が中国を4―3で下した。上位3チームの日本、台湾、韓国は来年のU23(23歳以下)ワールドカップの出場権を手にした。