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台湾、韓国にコールド勝ち オリ陳睦衡・SB張峻瑋ら無失点リレー BFAアジア選手権

2025/09/24 14:34
23日の韓国戦に先発したオリックスの陳睦衡(中華民国野球協会提供)
23日の韓国戦に先発したオリックスの陳睦衡(中華民国野球協会提供)

(台北中央社)野球のBFAアジア選手権は23日、中国福建省の平潭でオープニングラウンド2日目が行われ、B組の台湾は韓国に10―0の7回コールドで勝利した。投手陣は先発したオリックスの陳睦衡(チェン・ムーヘン)やソフトバンクの張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)ら3人が無失点リレーをつないだ。

陳は二回に安打と四球で満塁のピンチを背負うも、要所で三振を奪って切り抜けた。5回を64球投げ、3安打3奪三振2四球無失点。最速は148キロを記録した。

六回には社会人チーム・合作金庫の黄柏儒が1回無失点でつなぎ、七回からは張が登板して1回2奪三振無失点で試合を締めた。張は最速158キロをマークした。

打線は一回、2死から四球や安打に加えて相手の暴投もあり先制。さらに満塁の好機で適時打や押し出しを重ね、1イニングで6点を奪った。五回と六回にも1点ずつ追加。さらに七回に2点を入れ、七回終了時点で10点差となったためコールド勝ちとなった。

湯登凱監督は陳について、試合序盤は雨の影響で投げにくい環境だったものの、安定感が良く、100点満点のパフォーマンスだったと評価した。

陳は試合後、中央社の取材に応じ、事前に韓国代表のデータを確認して準備していたのであまりプレッシャーはなく、やるべきことをやれば問題ないと信じていたと語った。陳は張らと並んで最年少の19歳。先輩たちが面倒を見てくれ、打線も援護してくれるので安心して投げられたと話した。

台湾は22日のパレスチナ戦でも14―0で勝利しており、2勝を決めたため26日からのスーパーラウンド進出が確定した。24日夜には香港と対戦する。A組で出場している日本も、スーパーラウンド進出が決まっている。

(謝静雯/編集:田中宏樹)

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七回から登板したソフトバンクの張峻瑋(中華民国野球協会提供)
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七回に2点本塁打を放った陳敏賜(右から2人目)=中華民国野球協会提供
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