(台北中央社)日本のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」で主人公の竈門炭治郎を演じる声優の花江夏樹と冨岡義勇役の櫻井孝宏が23日、台北市内で行われたファンミーティングに登場した。台湾で8日に公開された同映画は、興行収入が23日までに5億台湾元(約24億4千万円)を超える大ヒットを記録している。
イベントは百貨店が立ち並ぶエリアで行われ、2人はレッドカーペットを歩いて会場入り。千人以上が集まった。関連のぬいぐるみを持参する人や、登場人物に扮して参加する人もいた。
花江と櫻井はまず、それぞれ「大家好」(皆さんこんにちは)と中国語であいさつ。登場人物の決めぜりふも披露した。
花江は、訪台は2回目だとした上で「皆さんにまたお会いできて本当にうれしいですし、台湾のことがもっともっと好きになりました」とコメント。「一人一人とハグしたいぐらいうれしい気持ちなんですけど、今日は暑いのでやめておきましょう」と冗談を飛ばすと、ファンからは落胆の声が上がった。
櫻井は「夏の暑さもすごいですけど、皆さんの熱気もすごいです」と語った。また映画について「何度も見てもらいたい」とし、細かいアニメーションの中にいろいろな思いが詰まっているため、細部まで見てもっと好きになってもらいたいと呼びかけた。