(台北中央社)電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業は22日、三菱ふそうトラック・バスと共同で新たなバスメーカーを設立することで合意に至ったと発表した。設立は今年後半の予定で、温室効果ガスを排出しないゼロエミッションバスの開発や製造などを行う。
報道資料によれば、両社はゼロエミッションバスにおける戦略的協業を検討する基本合意書を昨年8月に締結。協業の新たな段階として新会社を設立するという。
最高経営責任者(CEO)には三菱ふそうの高羅克人バス事業本部長が就任する予定。本社は川崎市に置き、車両の開発・製造は富山市にあるグループ企業の工場で行う。
両社は、開発から販売までの各機能を日本国内に置き、日本の法規制や品質基準、顧客ニーズに円滑に対応するとともに、鴻海の専門性や高度な技術力、国際的なネットワークを生かし、日本国内外での事業成功を目指すとしている。
鴻海で電気自動車事業の最高戦略責任者(CSO)を務める関潤氏は、モビリティー(乗り物)は同社にとって戦略的な優先事項だと言及。三菱ふそうとの協業により、開発サイクルの大幅な短縮やコスト効率の向上ができると語った。