(台北中央社)米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のレイモンド・グリーン台北事務所所長(大使に相当)は22日、米防衛大手ノースロップ・グラマンが台湾に中口径弾薬試験場をすでに設置したと明らかにした。米国は米台双方の活発な商業部門を基盤として、台湾を防衛技術の最前線を切り開く上での重要なパートナーと位置付けているとした。
政府系シンクタンク、国防安全研究院が台北市内で開いた国防関連講座での講演で述べた。
グリーン氏は台湾の国防改革に言及した上で、台湾の軍人が現在最も必要としているのは任務完遂に必要なツールだと指摘。米国は台湾の産業界と協力し、台湾の国防工業の基礎を拡大しているとし、これらの国防と技術協力は台湾の自衛能力を高めるだけでなく、台湾の製造力を拡大し、就業機会を創出し、台湾を信頼に値するグローバルな国防サプライチェーン(供給網)の強大な力にすると述べた。
また、米国が拡大させている台湾との国防軍備協力計画の事例の一つとして、ノースロップ・グラマンが台湾に中口径弾薬試験場を設置したことを紹介。国防部(国防省)は国際標準に基づいて弾薬の試験を実施できるとともに、技術移転や独自の手続き、専門的訓練を通じて国産研究開発プロジェクトの高度化が促進されるとした。