(台北中央社)ドイツで開催中の大学生世代の国際総合大会、世界ユニバーシティー夏季大会は11日目の26日、アーチェリーの男子リカーブ個人決勝が行われ、台湾の湯智鈞が中国選手を6―5で下して金メダルに輝いた。世界ユニバの同種目で台湾の選手が金メダルを獲得するのは20年ぶり。
出場した混合リカーブ団体と男子リカーブ団体では表彰台に上がれなかったが、個人では準決勝でトルコ選手に6-0で快勝。決勝は序盤で劣勢に立たされたものの、第4セット終了時には同点に追いついた。第5セットは両者同点で5―5になり、シュートオフにもつれ込んだ。
シュートオフでは湯が10点を射抜いた。対する中国の秦望愉は8点にとどまり、勝負が決まった。
台湾代表にとって今大会で3個目の金メダルとなった。