(台北中央社)台湾プロ野球、味全ドラゴンズのエース右腕、徐若熙(24)が12日、台北ドームで行われた富邦ガーディアンズ戦に先発した。ソフトバンクの城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)をはじめ視察に訪れた日米16球団のスカウトらが注目する中、8回2/3、2失点(自責0)、11奪三振の好投を見せた。
海外から熱い視線が注がれていることについては「なるようになるさ」と淡々。味方の失策もあって黒星(4敗目)を喫したのは「ちょっと悔しい」とするも、「試合ってそういうもの。次頑張ればいい」と前向きだ。
城島氏はメディアの取材に対し、プロの選手だけでなく高校生のレベルも確かめたいとし、13日には「台湾版甲子園」とうたわれる「玉山カップ」を視察する予定だと明かした。また、この日は阪神時代にチームメートだった富邦の林威助副ゼネラルマネジャー(GM)と十二、三年ぶりに再会し、旧交を温めたという。
試合は富邦が2-1でサヨナラ勝ちし、連敗を7で止めた。