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鴻海、三菱電機と覚書 AIデータセンター領域で包括的協力を推進/台湾

2025/11/07 12:09
覚書締結を喜ぶ鴻海(ホンハイ)精密工業の劉揚偉董事長(左)と三菱電機の漆間啓執行役社長(鴻海提供)
覚書締結を喜ぶ鴻海(ホンハイ)精密工業の劉揚偉董事長(左)と三菱電機の漆間啓執行役社長(鴻海提供)

(台北中央社)電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業は6日、三菱電機と協業に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。エネルギー効率に優れ、高度な信頼性を備えたAI(人工知能)データセンター向けソリューションをグローバルで供給することを目指す。

覚書に基づき、三菱電機とAIデータセンターの領域で、双方のノウハウやネットワークを活用した包括的な協力を行い、グローバルで高効率かつ高度な信頼性を備えた競争力のあるAIデータセンター向けソリューションを供給し、循環型経済の実現など社会的課題解決に貢献するとしている。

将来的には、持続可能性などの社会的課題に取り組む過程で、両社のノウハウを相互活用することで、AIデータセンター領域以外においても新たな価値、ソリューション、ビジネスモデルを共同で創出していく方針を示した。

鴻海は電子機器製造の他、電気自動車(EV)やデジタルヘルス、ロボティクスの三つの新興産業と、AI、半導体、次世代通信技術の三つの新技術分野に注力し、全方向のスマート生活の実現に向けた事業展開を進めている。

EV分野では今年8月、三菱ふそうトラック・バスとEVバスでの戦略的協業を検討する基本合意書を締結。子会社の鴻華先進科技は5月、三菱自動車とEVの開発に関する覚書を結んだ。

(鍾栄峰/編集:名切千絵)

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