(台南中央社)南部・台南市の黄偉哲(こういてつ)市長は18日、スーパー「クイーンズ伊勢丹」を運営するエムアイフードスタイルの雨宮隆一代表取締役社長の訪問を受け、同市産農産品の販売について話し合った。昨年に続き7月にも高級マンゴーが販売される予定だ。
クイーンズ伊勢丹の一部店舗では昨年7月、台南産愛文マンゴーの試食販売イベントが行われ、黄市長も訪日してそのおいしさをPRした。
黄市長は、台南では愛文マンゴーだけでなく、ドラゴンフルーツも人気だとした上で、以前の訪日の際に日本側の関係者にパイナップルを試食してもらったところ、大きな反響があったと説明。今後はさらに多くの台南の農産品がクイーンズ伊勢丹で販売されることを望むと語った。
また台南は豊かな農業資源に恵まれているとし、市政府は地元農業企業を支援し、海外市場進出を後押しすると強調。より多くの台南農産品が日本市場に輸出されることを期待するとした。
雨宮氏は、今後の正式な協力の足掛かりとして、今年もマンゴーを販売すると説明。7月のイベントと来年開催予定の台南フェアへの黄市長の訪問を呼びかけ、台南と日本市場の交流や協力を一層推進したいとの意向を示した。